【転職】面接で好印象な自己アピールの話し方

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【転職】面接で好印象な自己アピールの話し方

面接になると緊張して上手く伝えられない…

もっと上手に話したい…!

そんなお悩みをお持ちの方に向けて、面接で好印象な自己アピールの話し方をご紹介します!

具体的な内容を例を用いて詳しくご紹介しますので、自己アピール内容と照らし合わせて組み立ててみてください。

面接で上手に話せる「PREP法」

先ず、面接は時間が限られています。
短くて30分、長くても1時間の中で如何に人柄に好感を持ってもらえるか、自分の経験やスキルを企業側にフィットさせながら自己アピールが出来るかが重要です。
そのためにも、時間の使い方がポイントになります。

ただし、面接の主導権は面接官側にあります。
候補者の立場からは自身の伝え方でしか時間のコントロールが出来ません。

そこで、こちらの記事⏬でもご紹介した「PREP法」を用いて要点を簡潔に伝え、面接時間を有効に使いましょう!

「PREP法」
Point…結論
Reason…理由
Example…例
Point…結論

この順序で伝えたいことを簡潔にまとめましょう。

ビジネス上での伝え方の基礎と言われたりもします。
この法則を覚えているだけでも話を進めやすくなりますので、是非活用しましょう!

上手く話せない理由

緊張で上手く話せない…と思われている方や、少し準備が不足していた…と思われる方が多いのでは無いでしょうか?

緊張や準備不足により起こりがちなことがあります!

「事実」と「感情」を混在させている

「事実」と「感情」を混在させて話してしまっていませんか?
緊張や焦りなどから、「感情」が多く言葉に出てきてしまっている方がよくいらっしゃいます。
ちなみに、準備不足で「感情」が言葉に出てきているのはすぐに分かります…。
企業が知りたいのは、「事実」です。

つまり、曖昧なニュアンスや評価の言葉は不要ということです。

自己アピールのNG例

例を挙げてみていきましょう!

「最近は、人事担当者として沢山の意見を回収し、モチベーションが上がるような社内制度を作りました。制度構築には約3ヶ月の時間を要しましたが、やっと完成してかなり良い制度が作れたと思います。」

如何でしょうか?
面接官の視点で考えてみましょう。
もっと明解な伝え方が必要と言えます。

具体的には、曖昧な表現と感情と取れる部分を削除します。
そうすることで、「事実」がより際立ちます。

好印象な自己アピールの例

良い例として、「事実」飲みにフォーカスして伝えてみます。

「私は人事を担当して、3ヶ月前から社内制度構築を行っています。背景としては、社内のコミュニケーション頻度が少ないということや、現場からは上司の考えが分からないという声がありました。そのため、1on1ミーティングを制度化しました。結果、コミュニケーション機会が意図的に設けられたことで意思疎通しやすくなり、生産性が10%向上しました。」

比較してみて如何でしょうか?

最近…
約…
モチベーションが上がるような…
かなり良い…

このように、聞き手によって認識が変わるような表現を使用しないことで事実の認識がしやすくなったのではないでしょうか。

最近・約=❌
モチベーションが上がるような=コミュニケーション機会・1on1
かなり良い=生産性10%

と言い換えることで、事実が明解になり伝える濃度が高まります。
結果、ビジネススキルが高いと判断され、好印象に繋がります!

好印象な自己アピールにするためのポイント

企業の面接官は、会社規模にもよりますが、採用を専門に業務している方も多いです。
日に数十人の面接を行うこともありますし、専門的な技術を学ぶ機会も多いです。

そのため、話し方のみで十分に人のことを判断できます。
だからこそ、話し方のみで好印象は勝ち取れます!

・PREP法で話す
・事実を中心に話す
・長くなりすぎないよう時間を意識する

この3点を意識してください。
これが出来ると自己アピールの質も高くなりますね!

リモート面接で重要な3つのポイント

過去は対面面接が当たり前ではありましたが、現在ではリモート面接が当たり前の姿になりました。
面接のニューノーマルです。

また、転職面接では2回の面接が一般的な面接フローになっており、1次面接はリモート面接、2次面接は対面面接が定番の姿です。

だからこそ、リモート面接の特性を理解して好印象につなげる必要があります。

では、リモート面接のポイントをまとめます。

カメラの目線

スマートフォンやPCで面接を受ける際に気をつけていただきたいのは、スマートフォンやPCの「カメラ角度」です。

大半の方がカメラレンズを見下す位置になっています。

対面面接の際に面接官より高い目線から話すことは想像できますか?
まずあり得ませんよね…
ただ、リモート化ではこのあり得ないことが起こっているのです。

面接官の画面には、画面を見下す候補者の姿が写っています。
面接を受けている本人はそのようなつもりはなくても、誰もが斜め下からのアングルになることで高圧的な印象に写ってしまいます。
カメラレンズの位置は気をつけてください!

具体策として、スマートフォンを使用する場合は、スタンドを設置して座った状態で目線が揃う位置まで高さを出すようにする。
ノートPCの場合は、下に高さを出す台を設置して目線を揃えて、画面の角度は直角にしてください。

この小さな工夫だけで視覚的効果は間違いなく向上します。
しっかり対策しましょう!

部屋の明るさ

明るさを維持する電気は、「電球色」「温白色」「昼白色」「昼光色」と4種類ほどあります。

簡単に説明すると、電球色はオレンジ色っぽい温かみのある色で、昼光色に向けて青白い光になります。
昼白色が自然な光の色だと言われています。

とはいえ、自宅の光がどの色か分からない方もいらっしゃいますよね。
最近では、一つの電気でも色を変えることができるものも増えています。

面接時にはオレンジ色の電気ではなく、明るい自然な色の電気の下で面接を受けることがベストです。

顔まわりの明るさが維持されることで、印象が良くなります。
これも、リモート面接であることを想定して配慮しなければならないポイントです。

上手く話せていてカメラの角度も合わせているのに、顔写りが暗くて印象が悪かった…
ということもあり得ます。
面接官側の目線に立って想像することが重要です。

カメラに映る背景

シンプルに、写り込みが極力無いようにしてください。

対策として、白い壁が背景になるようデスクの位置を変える。
もしくは、背景をぼかすバーチャル背景設定を行う。

この背景設定に関しては、日頃リモートでの商談や打ち合わせが多い方は当たり前に使用されていることも多いですが、不慣れな方は背景設定しておらず、そのまま参加されている方も一定数います。

背景設定をすることで、面接官が注視するポイントは面接を受ける対象者のみになります。
つまり、自分のみに注視してもらう環境設定を自ら作り出すことが必要なのです。

まとめ

相手に好印象を持ってもらうには、相手のことをどれだけ想像できるかで質が変わります。

話し方、
カメラ位置、
背景設定…

リモート面接化という環境も踏まえた対策をきっちり講じて、好印象を勝ち取り、次なる面接へ繋げていきましょう!

「未来のために、今動こう。」

皆さんの転職活動が有益なものになることを祈念しております。

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この記事を書いた人

人事責任者として、採用・育成・労務・人事制度設計など幅広く人事業務に従事しています。中でも採用を得意としており、採用計画立案〜オンボーディングまで一気通貫としたストーリー性のある採用設計を行います。また、数千名単位の面接を行なってきた経験から、候補者が面接でおさえるポイントを面接官の目線からお伝えいたします。転職活動及び就職活動での皆様のお力になれるような記事を書いていきます。

広域な人事業務に従事してきた経験から、現役の人事担当者様にもご参考になるような、生きた情報提供も行なっていきます。共に人的資源の最大化に向けて尽力していきましょう。

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